
葉酸は、アミノ酸代謝、DNAや赤血球の合成※01厚生労働省.2002.保健機能食品制度.に関与する水溶性ビタミンである。摂取により、胎児の正常な発育に寄与※02厚生労働省.2002.保健機能食品制度.、動脈硬化の改善※03Shirodaria. C, et al. 2007. Grobal improvement of vascular function and redox state with low dose folic acid: implications for folate therapy in patients with coronary artery disease. Circulation.、血中ホモシステイン濃度を低下させることから様々な生活習慣病の改善※04平岡真美.2022.葉酸をめぐる話題.臨床栄養.が期待されている。
欠乏症として、貧血、胎児の神経管平作障害※05平岡真美.2022.葉酸をめぐる話題.臨床栄養.があげられる。
日本におけるビタミン葉酸の1日当たり推奨量は、男性で240 μg、女性も240 μgであるが、妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性がある女性は、神経管閉鎖障害のリスクの低減のため に、付加的に400 µg/日の葉酸の摂取が望まれる※06日本人の食事摂取基準.厚生労働省.2021.。
なお、葉酸を72 μg〜200 μg(一日摂取目安量あたり)含む食品は、栄養機能食品としての表示が可能である※07 「栄養機能食品について」 消費者庁 。役割の表示は以下の通りである。
「葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。」
さらに、葉酸を400 μg〜1000 μg(一日摂取目安量あたり)含む場合、特定保健用食品として、疾病リスク低減表示が認められている※08「特定保健用食品制度(疾病リスク低減表示)の概要」消費者庁 令和2年12月25日。保険の用途の表示は以下の通りである。
「この食品は葉酸を豊富に含みます。適切な量の葉酸を含む健康的な食事は、女性にとって、神経管閉鎖障害を持つ子どもが生まれるリスクを低減する可能性があります。」
参考文献
| 01, 02. | 厚生労働省.2002.保健機能食品制度. | |
| 03. | Shirodaria. C, et al. 2007. Grobal improvement of vascular function and redox state with low dose folic acid: implications for folate therapy in patients with coronary artery disease. Circulation. | |
| 04, 05. | 平岡真美.2022.葉酸をめぐる話題.臨床栄養. | |
| 06. | 日本人の食事摂取基準.厚生労働省.2021. | |
| 07. | 「栄養機能食品について」 消費者庁 | |
| 08. | 「特定保健用食品制度(疾病リスク低減表示)の概要」消費者庁 令和2年12月25日 |